INSAとは・・・

日本におけるスキー人口は、1,000万人とも1,500万人ともいわれています。変化の激しい現代社会にあって、混乱と緊張、重圧と不安の中に生きる世代にとっては、自然環境の中でスポーツを楽しむことは、個人的にも社会的にも望ましいことです。
スキー人口に比してスキーのためのトレーニングとして、インラインスケートを安全に楽しむための、指導者数の不足、安全思想の普及の不徹底、安全教育機構の未整備、滑走施設の不確定、更には、インラインスケートに必要な用具についての知識不足、使用方法の未熟さも相まって、各地区でのトラブルや傷害事故も年を追って増加していることも周知のとおりです。このような現状に鑑みるとき、インラインスキー指導者の育成・指導と資質の向上をはかり、安全確保・技術・指導に関する調査・研究を行い、インラインスキー指導者による安全思想の普及教育のための講習会、インラインスキー指導者に対する講習、インラインスキー用具の調査・研究による製造業者への助言等、インラインスキーヤーの事故防止対策を図ることは、焦眉の急を要します。
以上の趣旨の下に、社会体育の発展と国民の健康増進に寄与するため、ここに新たに「全日本インラインスキー連盟」を設立するものです。

INSAとは、全日本インラインスキー連盟<In-line Ski Association of Japan>の略です。

  連盟の役割
連盟は、登録会員へ、連盟や加盟団体・協力団体の様々な行事・イベントや集めた情報をタイムリーに提供する。また、インラインスキーをより安全に楽しむことができる環境整備を積極的に行い提供する。連盟は、加盟団体・協力団体へ、会員及びインラインスキー愛好者のニーズや状況などをフィードバックする。また、加盟団体・協力団体からの情報を、会員及びインラインスキー愛好者へ発信しなければならない。連盟は、これらの事柄を踏まえた上で、必要とされる活動を実施していくことが、連盟の役割と考えている。

  連盟の活動内容とねらい

連盟は、夏のスキートレーニングを主としたインラインスキー愛好者のために創設された団体です。「インラインスキー」という名称は、インラインスケートを使用して、主に傾斜地でストックを持ったローラースポーツととらえています。しかし、平地でのスケーティング技術やストップ技術は、ローラースポーツを安全に楽しむためには欠かせない技術です。スキーをやったことがない方でもインラインスキーを楽しむことができるよう、連盟や加盟団体主催の講習会を全国各地で開催していきます。また、テクニックを競う大会やポールを使用したタイム競技会なども開催していきます。さらに、インライン技術の検定を実施していきます。技術習得の目安となり課題作りにも参考となるはずです。この検定会や講習会がより楽しく安全に開催されるよう、連盟公認インストラクターの育成も行っていきます。インラインスキー愛好者のための連盟となるよう活動していきます。

また、ヨーロッパでは、ここ2・3年でインラインスキーが、かなり盛んになってきており「ヨーロッパカップ」なるものが、各国を転戦しながら、開催されているようです。近い将来、その大会へ当連盟から「インラインスキーナショナルチーム」を結成して、派遣できるようになれば・・・という構想もあります。さらに、2005年10月に「インラインスキーデモンストレーター」の認定選考会が開催され、12名の初代インラインスキーデモンストレーターが誕生しました。今後は、デモンストレーターを中心に「インラインスキー技術」を確立させ、さらに探求していきます。インラインスキー愛好者の見本となるデモを目指して技術に磨きをかけていただければと願っています。

  NPO法人としての再スタート
当連盟は、平成23年(2011年)10月にNPO法人として承認されました。平成17年(2005年)6月から活動してきましたが、全国各地でさらに広く普及するよう、様々な事業を行ない活動していきます。

  理事長ごあいさつ

ごあいさつにあたり、まず「東日本大震災」で亡くなられた方々にご冥福をお祈りすると共に、震災で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
全本インラインスキー連盟が発足して7年となる2011年10月、我々はNPO法人格を取得し、NPO法人全日本インラインスキー連盟(以下、NPO法人INSA)となりました。発足以来、インラインスキーというスポーツの普及とスポーツとしての競技力の向上に努めてまいりました。発足当初は、スキーのオフトレーニングのツールとしての認識が強くありましたが、本格的なトレーニング方法の開発、トレーニング環境の開設、大会の企画運営を全国的に広げることで、今では、ひとつのスポーツとして認知されるようになりました。また、2010年には、世界インラインアルペン協会(WIAC)に加盟し、同年に世界選手権選手派遣、2011年にはワールドカップに選手を派遣しております。しかし、バブルの崩壊、景気の低迷、リーマンショックと社会事情とともにスポーツ業界も厳しい状況を強いられてきているのも事実です。
そんな中、誰でも楽しめる、手軽に楽しめるというインラインスキーをスノースポーツの活性化と共に、インラインスケートという新しいスポーツの可能性を最大限に引出せるよう、そして、子供たちの明るい未来を切り開く一つのツールとして、インラインスキーの普及・発展に寄与していくことが、我々の使命であると思います。
今、被災地では、子供たちのストレスを解消させる活動がクローズアップされております。我々NPO法人INSAといたしましても、被災地スポーツ少年団のインライン体験活動を継続的におこない、「顔晴ろう」を合言葉に、笑顔を取り戻す活動を支援しております。人と人の絆、子供たちとの絆をつなぐ「輪」となれるのがインラインスキーであると確信しております。
スキーヤーの輪となれるよう、スポーツの輪となれるよう、人の輪となれるよう、そんなNPO法人INSAを目指してまいります。

NPO法人全日本インラインスキー連盟
理事長 海野義範

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